BORN to RUN と靴のソール
山を歩くときの靴のソールって硬いほうがいいのか柔らかいほうがいいのかというので迷ってます。
僕が持っているのは、トレッキングのスニーカーみたいなやつで、比較的ソールが柔らかいやつです。
前に読んだBORN to RUNという本で、
BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族” クリストファー・ マクドゥーガル https://www.amazon.co.jp/dp/B008YOHECQ/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_2DYiAbY99VY5P @amazonJPさんから
メキシコの山岳民族は、サンダル一丁で荒れた野山を走って移動します。一般的な市民ランナーは膝と腰へのダメージを考えて、柔らかいソールの靴を履きますが、逆に膝が着地のショックをショックとして認識しなくなるため、披露が蓄積していって故障につながるのだとか。
というので普段から靴を選ぶときはなるべく薄いソールの靴を選ぶようにしてます。
いま、ドラマでやってる地下足袋型の陸王ってそういう意味でちょっと欲しいなぁと思ったりしてます。
でも、先日登ったような、崖みたいな坂とか、浮石、木の根が多いコースだとやっぱり疲れますね。
ソールが硬いと、崖の斜面につま先で引っ掛けて階段登るみたいに、水平線に平行に登ることができますし、浮石とか木の根も平面的に乗っかることができるので、楽なんじゃないかなぁと。。
別に山の中を走るわけではないので素直に登山靴買おうかなあぁと思ったりしてます。
九州百名山② 双石山(ぼろいしやま)
第二座 2017-12-2
今日は宮崎ではポピュラーな双石山に言ってきました。九州の地名って読みにくいようなきがするのですが、"双石"と書いて”ぼろいし”とよみます。
ちなみに明日空自の航空祭が行われる。”新田原”は"にうたばる"です。最初聞いたときは新大阪をニュー大阪と言うノリなのかと思っていたのですが、"新"は"にう"という発音なんだとか。確かに"にい"とか”にっ”とは読みのは聞いたことがありますが。。。
知り合いの人から双石山について聞いた話だと場所によっては小学校の遠足で行くみたいですし、また、ほかの知り合いのトレッキングが趣味のマダムもフェイバリッドって言ってたので、気軽な感じの山なんだろうなぁと思って言ってきました。
宮崎駅からも車で3,40分で行ける距離です。
いろいろ登山口があるみたいなんですけど、今回は一番頂上に近い九平登山口から登りました。
駐車場はそんなに広くないですが、9:30の時点でほぼ埋まっていて、
あとは筋向かいの登山道(参道)の入り口のところにも2,3台は止められそうです。
ちなみにトイレはないので、麓のコンビニとかで済ましておくといいでしょう。あとは、もうちょっと言ったところに椿山キャンプ場があるのでそこでできるかと思います。
今回のコースはこんな感じで途中、姥ヶ岳神社を抜けて、頂上を目指します。
登山道入り口には、こんな立て看板があったのですが、よくよく読まずに登ったのですが、登りきって帰ってから読むと、「登る一段一足に眞心込めて」っていうのが沁みますね。
鳥居をくぐってしばらくはこんな感じで進みます。川石がセメントに埋め込まれていて微妙にあるきづらいし結構な勾配です。。
お、やっと神社か?と思わせぶりな鳥居ですが、
ここからまた数分登ります。
で、境内に。。
登山の安全を祈願しまして、
ここが、登山道かと思って済んだら、林道みたいになっておりまして、歩くこと10分だんだん下りになってきたのでなんか怪しいなぁと思って登山道入り口で撮影した地図を見たら方向が違うというのが発覚、しょうがないので折り返すことに。。。。
スマホの地図だとわからないですね。。
神社の裏側のこちらが正解でした。
神社からは下り坂になっておりまして、下りきったところに沢があって水が飲めます。道を間違って喉が乾いていたので恵みの水でした。
あとはここからは崖みたいな坂を登っていきます。
この辺でも、スキー場のザイラーコースぐらいの傾斜なのですが。。
もちょっと行くとはしごを登っているようなこんな感じの坂になってきます。。
前回山の素晴らしさを感じたはずなのに、今回も、心臓がバクバク言って、もうやめようかなぁと思ってしまいました。
やっとの思いで登りきり、山の稜線に出るポイントです。
苔に"休"の字を書きたくなる気持ちはもっともだなと。
あとは尾根伝いに頂上目指すだけ。。かと思いきや、しばらく進んでいくと。。
一旦、下り坂へ?
そしてまた急勾配。ツンデレっぷりが半端ないですね。
でも、この山中を小学校入ったか入らないかの子供がご両親と歩いていたという。。
一瞬、妖精かと思いました。
それでもって、頂上へ
頂上では、シニアなご夫婦とお話させていただき。。コーヒーを飲んで一服です。
こちらのご夫婦の装備がかっこよかったです。
途中、姥ヶ岳神社のところでコースを外れまして。。。それでも1hぐらいで登れました。
半分は無駄にしているという。。
ご夫婦とお話しさせていただく中で、僕の登ってきたコースは一番見どころが少ないコースだということが発覚しまして、帰りは別のコースを辿って下山。下山した出口がまた違う駐車場のところだったので、そこからまた県道を登って駐車場までという予定していなかった長い道のりに。。
まぁ、でも一緒に降りる人とお話したりとかして、楽しくはありましたけどね。
ここで鍛錬すれば、どの山でも大丈夫ということおっしゃってました。
基本的に低い山のほうが勾配がきついんだそうです。勉強になりました。
ところで、頂上でお会いしたご夫婦どこから登ってきたんだろうという疑問があったのですが、あとで調べてみたら看板にないコースがこんなに沢山。
ちょっと、また来ないといけませんね。
おもったより気楽な山ではなかったですが楽しい山であることは確かですね。。
今日はこれまで。。
九州百名山① 釋迦ケ岳
齢40を超え、思う所ありまして山歩きをはじめました。九州に住んでおりますが、九州には百名山があるらしく、月1,2回ぐらいのペースで近場の1000m以下の低山から登っていって、最終的にグランドスラムが目標です。
九州の山は、雪が少ない。熊がいない。さほど高くない。というのでこの体たらくな体で始めるには都合がいいこと請け合いです。5~10年ぐらいかかりますけど気長に行きたいとおもいます。
第一座 2017-11-23
今回始めてということで、近場の釈迦ヶ岳に登ってきました。
Googleの”地図で釈迦ヶ岳で検索すると他の釈迦ヶ岳でできてしまいますので、”釋迦ケ岳”か、登山口に当たる”法華嶽薬師寺”で検索しないと出てこないという穴場感があります。そもそも”法華嶽”の読み方もわからず。。。WebサイトのURLから”ほけだけ”で読むことを確認するという一手間もあり、金田一耕助的な謎解き高揚感も覚えることができました。。
そして、近くには結構大きめの公園がありまして、キャンプやグラススキーなんかも楽しめるみたいです。公園の周りには「どぶろく」と書かれたノボリが立っていてそっちがすごく気になって仕方がなかったです。でも今回は車なので今度妻に連れて行ってもらいます。
”どぶろく特区”ってなんかアンタッチャブルな感じもしなくもないですが。。
JR宮崎駅からは北西に30Kmぐらいで、車で40分といったところです。登山口の法華嶽薬師寺には、2,30台は停められる駐車場があります。僕が着いた8:30時点ではすでに5,6台ぐらいは停まっていたので寂しくはなかったです。帰るときにかこんな感じで15台ぐらいはありました。
あと、トイレもちゃんとあったので拝借したのですが、イノシシが入ってくるみたいで壁面にはアルミホイルみたいのが貼られていて夜間は電気を流しているようです。
確かに熊はいないけど獣神様はいるわけですね。。
登山口の案内表示では、頂上までは3.5kmの2hぐらいコースと書いてましたが、デスクワークの中肉中背な40代のおっさんの足でも、休憩を入れつつ1.5hで登ることができました。下りは1hをちょっとはみ出すぐらいでした。
登山口まで来てから、片道3.6kmって町中歩くのでもしんどいじゃないか?と、ここでリタイアして下の法華嶽公園でのんびりしようかとも思いましたが。。。
僕より歳がちょっと上ぐらいの人が颯爽とトレイルランニング風に走り抜けていくのを見て、筋肉痛覚悟で頑張って登ってきました。
Google Fitのデータですが、距離数が倍の7.5kmになってますねw。
最初の1,2合目までは車が通れる道幅でゆったりと登れます。
3~4合目から山道に差し掛かります。
4合目で一旦休憩して、5合目までは割りと気楽に登れます。
問題は6~7合目で、正直なんどか帰ろうかと思いました。いったいトレイルランニングの人はどうしてるんだろう。。というのが脳裏によぎります。
8合目手前の展望休憩所でしばし休憩して気を取り直し、
このへんまで来ると体が慣れてきて、折れそうな心がリカバリしてきたので、一気に頂上まで。。でも写真はピンぼけですw
途中、折り返してきた2人トレイルランナーとすれ違い(当たり前だけど帰りも走りなんですね。頭が下がります。)、先に登られていた1人のおじさんと3人の女性登山グループを追い越して、ついに頂上!!
ガスが掛かっていて日向灘は見えませんでしたがやりきった感は半端ないです。そしてやっぱり写真はピンぼけ。。
この先、5分ほど歩くと展望台があるようなのですが、家族をほっておいて登りに来たので、今日はここまで。。
頂上では、2人の女性登山客がいらっしゃいまして女子トークされていました。
女性に愛される山なんですね。。
お一人は定年を迎えられたのか、エブリディがサンデイっとおっしゃってるのを耳にしました。
「だったら平日ゆっくり来ればいいじゃん」という心のつぶやきが聞こえたのか。。平日は人がいなくて寂しいのだとか。。
あと時期的にも秋冬は山ビルがいなくていいんだそうです。
確かにこんなグロいのにはあまり会いたくないですね。
で、コーヒー飲んでまったりしたところで、いざ下山です。性格的になものなのか下り坂は最高!
若い頃はスキーとかスノボをしていたので、地面に着地するときの足裏から膝へ感覚が心地いいです!
次に足をどこにどれ位の歩幅で置くかを考えながら降りていると、しばらくつかっていなかった脳の部分が蘇ってきた感じすらしました。
登山用のストックってお年寄りっぽくってあまり持つ気にはならなかったのですが、下山するときで使ったら楽しそうですね。
下山途中では、10人ぐらいのお年寄りのグループや、小3ぐらいの子供連れ、あと小型犬連れと、いろいろなパターンの登山客とすれ違いまして、まさに老若男女+獣という登山ファンの層の厚さを実感しました。
デビューとしてはまぁまぁのスタートを切れたと思うので、またちょいちょい行きたいと思います。
一応、装備は以下のとおりです。
- 帽子(キャップ)
ほとんど林の中なのであまり必要なかったかも。山ヒルのシーズンは首からの侵入を防ぐためにハットのほうがいいみたいですね。 - ウインドブレーカー(フード付き防風タイプ)
10℃ぐらいの気温でしたが、登っているときに汗ばむぐらいでちょうどよかったです。 - トレッキングシューズ
雨上がりのコンディションでしたが、石に乗ったときには若干滑りそうな感じがしました。 - 手袋(百均の)
ロープや岩を伝って登るポイントもあるので、滑り止めがついてる方がいいです。登っているうちに暑くて脱ぎたくなりました。 - 麦茶
カフェインが入っていないのでトイレが近くならないです。 - ホットコーヒー
頂上でのむコーヒーは最高。できればそこで淹れたいのでコンロとかも考えてみたい。結局トイレが近くなる問題勃発。 - かんぱん(前日に避難訓練でもらったやつ)
非常食用です。キャンディも入っています。 - タオル
持っていけばよかったもの
以上でした。